LinuxとEFIについて補足
先の記事 に書ききれなかった補足。 Linuxはカーネルコンパイルのオプションで、CONFIG_EFI_STUBというのがあります。 これを有効にしてビルドしたカーネルは、UEFIシステムパーティションにinitramfsと一緒に置いておくことで UEFI ShellやUEFIそのものから直接起動できます。 そのさい、カーネルは\EFI\<id-name>\<kernel-name>.efiといったかんじに置くといいかとおもいます。 \EFI\ubuntu\vmlinuz.efi といった具合です。 この時、カーネルやinitramfsと一緒に linux.confという名前で設定ファイルも作ります。 中身は、 root=UUID=xxxx ro rootfstype=ext4 add_efi_memmap initrd=\EFI\<id-name>\<initramfs-name> としてください。 xxxxは起動するLinuxの/パーティションのUUID、<id-name>はカーネルを置いたフォルダ名、<initramfs-name>はinitramfsの名前です。 このUEFISTUBなカーネルを起動するには、 ・MacOSXでよくつかわれるrEFInd UEFIを使う ・Gummiboot Boot Managerを使う ・UEFI Shellから直接起動 ・ 先の記事 で紹介した用にefibootmgrでエントリを登録 などがある模様 詳しくは Arch Wiki を参照するといいと思うよ?