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LinuxとEFIについて補足

先の記事 に書ききれなかった補足。 Linuxはカーネルコンパイルのオプションで、CONFIG_EFI_STUBというのがあります。 これを有効にしてビルドしたカーネルは、UEFIシステムパーティションにinitramfsと一緒に置いておくことで UEFI ShellやUEFIそのものから直接起動できます。 そのさい、カーネルは\EFI\<id-name>\<kernel-name>.efiといったかんじに置くといいかとおもいます。 \EFI\ubuntu\vmlinuz.efi といった具合です。 この時、カーネルやinitramfsと一緒に linux.confという名前で設定ファイルも作ります。 中身は、 root=UUID=xxxx ro rootfstype=ext4 add_efi_memmap initrd=\EFI\<id-name>\<initramfs-name> としてください。 xxxxは起動するLinuxの/パーティションのUUID、<id-name>はカーネルを置いたフォルダ名、<initramfs-name>はinitramfsの名前です。 このUEFISTUBなカーネルを起動するには、 ・MacOSXでよくつかわれるrEFInd UEFIを使う ・Gummiboot Boot Managerを使う ・UEFI Shellから直接起動 ・ 先の記事 で紹介した用にefibootmgrでエントリを登録 などがある模様 詳しくは Arch Wiki を参照するといいと思うよ?

GRUBとEFIの組み合わせで使うときのメモ またはEFI全般のtips

EFI移行でやらかしたバカ話について2つ記事を書きました( 1 2 ) しかし実はこれは12月13-14日の出来事。もうEFIに移行して1月です。 そこでいくつかtipsというかメモを残します。 ほぼ推測に近いので 間違いがありありな気がするので指摘があれば是非どうぞ  ちょっと補足しました (ちゃんとドキュメント読め)

如何にして私はBIOS+MBRからUEFI+GPTに移行したか 2

さ て、そこでついでに環境そのものをRecoveryしようと考えました。 (前回の記事 -> 1 )

如何にして私はBIOS+MBRからUEFI+GPTに移行したか 1

こ と のはじまりは私が使用しているThinkpad x121e(3051)にWindows8を入れようとした時。 色々あってMicrosoftのエヴァンジェリストの方にWindows8のアプリ作成の基礎について 話を聞く機会があったので、私用(試用)に実機で試したいと思ったのがきっかけです。 過去に( これ や これ や これ )仮想環境では試したことがあったので実機は始めてでした。 (実はDeveloper PreviewをVHDにインストールして実機から起動したことはあるけれど) なのでうっかり忘れてました。 Windows8はGPTパーティションでフォーマットするんでしたね。 インストール直前に気がついてインストールをキャンセルしましたがMBRが見事消えさりました。 (長め記事になりましたので分けました。 -> 2 )