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壹号本 One-Netbook One Mix 2s

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前回の記事の通りこの度二代目サブマシンと相成ったガジェットを紹介するOne Mix とはGPD Pocket の二匹目の泥鰌を狙うかの如く現われた,GPD 社同様中国は深圳の深圳市壹号本科技有限公司(One-Netbook 社)の製品である。Microsoft Surface に似たタブレット製品 Vbook や Android スマートフォンを手がける Voyo の子会社か何かのようだ。ところで Voyo のほうはモバイルサイトじゃないページが表示できなくて大変不安である(追記・Vivaldi ではなく Firefox だと表示された)。互動百科に詳しい情報がある。GPD で検索しても日本語窓口などが見つかる GPD 社こと深圳市中软赢科技术有限公司と違って,One-Netbook などと検索してもセール情報やクーポン情報を掲載する日本のガジェット系アフィリエイトブログしかひっかからない。壹号本と検索して初めて公式サイトに行き当たる。One Mix は GPD Pocket と比較して 360 度画面が回転するため同じ 7-inch で似たような筐体,キーボード,タッチパネルといった構成ながらも 2-in-1 マシンとして使えるのが強みであったが,CPU 性能やストレージ性能は初代 GPD Pocket より心許無かった。しかし二代目 One Mix はストレージとして FORESEE ブランドの NVMe SSD を積んでいるほか,CPU が Core m3-7Y30+Intel UHD Graphics 615 となりかなり進化し,初代で計画されていた指紋認証まで付いている。さらにその直後出てきた One Mix 2s は CPU が Core m3-8100Y にアップグレードされている。GPD Pocket で WSL を使ったり論文を読んだりするのに使っていた関係上 2-in-1 で使えるのと SSD で使えるのは嬉しい。しかも Geekbuying でセールをずっとやっておりおおむね $669 で購入可能だった(場合によってはもっと安く)ことが決め手になって今月に入っておもわずポチってしまった。One Mix 2s を実際に触ってみてとくに注文したわけではないのだが画面保護シートは最初から附属していた。品薄のため,DHL 配送にしてもそもそも発送がさ…

PENTAX K-5 + Tamron A17 + 富士総合火力演習 + GPD Pocket

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もう一年半経過してしまったのだが,2017 年の夏にちょっとした伝で総火演の予行を見に行った。とんでもないピーカン晴れのなか,総火演の直前にヤフオク!で PENTAX K-5 を入手したりカメラ屋の中古で Tamron A17 レンズを入手したりし, こんな写真撮ったぞという自慢をする。また,総火演の直前には IndieGoGo で funding(した人に相乗りさせてもらった)GPD Pocket が届いたばかりであった。Atom と eMMC という部分がちょっと厳しさもあるものの,メモリ 8GB の威力はかなり強く,7-inch のマシンにしてはかなり優秀なサブマシンだった。 また,Windows 10 はプリインストールのフォトアプリで RAW 画像を閲覧,現像することが可能なため,帰り道のバスで撮影した写真をざっくりプレヴューすることができとてもよかった。 ちなみにこの二枚目の写真は,captain stag のキャンプチェアと,あとブランドを忘れたが Amazon で安かったキャンプ向けの折り畳みテーブルである。夏はヴェランダでこれと GPD Pocket と Kindle Paperwhite でのんびり読書したりコードや論文を読んだりちょっと文章書いたりなど,大変快適な環境を過ごすこととなった以降一年と二ヶ月ほど大活躍してくれたものの,これは昨日お役御免となり他の人の手に渡った。次の記事では GPD Pocket の後釜について紹介したい

“Error 43” in GPU passthrough w/ QEMU/kvm (NVIDIA)

表題のとおり。Twitter でうめいていたら色々 advice をもらいかけたのですが色々試した上でのアレなので現状をまとめようと思ったpreliminaryホスト環境は Intel P55 chipset と Core i7 860(Lynnfield,Nehalem な世代のアーキテクチャ)という今やかなり古くなってしまった環境もともとメインの Windows 環境にしていたがいまは Desktop 用途には止めて server 用途送り。Gentoo/Linux が入ってる。MSI GTX 1060 6G OC(ショートなやつ)を入手したQEMU/kvm で passthrough させれば UEFI 環境の上で Windows を boot させて遊べると思ったlibvirt 4.5.0-r1,QEMU 2.12.1,Linux 4.14.83-gentoo経緯まず Linux の kernel cmdline を次のようにした /vmlinuz-4.14.83-gentoo root=/dev/sda5 ro rootflags=subvol=root rootfstype=btrfs quiet console=null intel_iommu=on iommu=pt cgroup_enable=memory swapaccount=1 vfio-pci.ids=10de:1c03,10de:10f1,8086:3b56,8086:3b34 vfio_iommu_type1.allow_unsafe_interrupts=1 threadirqs default_hugepagesz=1G hugepagesz=1G hugepages=4 video=nvidiafb:off,vesa:offvfi-pci.ids で指定しているのは GPU,GPU audio,on-board audio,on-board USB hubである。iommu も有効化した。 また,kernel config で nvidiafb や vesafb,efifb は無効化してしまっているため framebuffer は誰も掴んでいない。 そもそもホストマシンが古いせいで BIOS としてしか起動できてないですが……。次に,GPU の vbios を用意する。本来は対象…

(続)kvm にハイパーコールを追加する

この記事の続き前回の記事では kvm にハイパーコールのハンドラを記述していたが,様々な事情でホストのユーザーランドでハンドリングしたいかもしれない。 今回はそのような場合の対処を書く。カーネルへの変更ベースのコードは Linux 4.18 ですまずはおさらい。このように vmcall の番号とハンドラを追加する。diff --git a/include/uapi/linux/kvm_para.h b/include/uapi/linux/kvm_para.h index dcf629dd2889..e0f8b786a62a 100644 --- a/include/uapi/linux/kvm_para.h +++ b/include/uapi/linux/kvm_para.h @@ -26,6 +26,7 @@ #define KVM_HC_MIPS_EXIT_VM 7 #define KVM_HC_MIPS_CONSOLE_OUTPUT 8 #define KVM_HC_CLOCK_PAIRING 9 +#define KVM_HC_TEST 100 /* * hypercalls use architecture specific diff --git a/arch/x86/kvm/x86.c b/arch/x86/kvm/x86.c index 2b812b3c5088..5158880899f0 100644 --- a/arch/x86/kvm/x86.c +++ b/arch/x86/kvm/x86.c @@ -6740,6 +6740,10 @@ int kvm_emulate_hypercall(struct kvm_vcpu *vcpu) ret = kvm_pv_clock_pairing(vcpu, a0, a1); break; #endif + case KVM_HC_TEST: + ret = 0; + some_process(); + vcpu->run->exit_reason = K…

Rust で UEFI を使う最近の方法

uefi-rs を使うとかなりサクっと使えて良い。cargo build をするだけで UEFI Application が吐ける。 まず,cargo-xbuild をインストール。 $ cargo install xbuild これは私が以前から使っていた xargo の fork のようだ。 以下のようにそれぞれ準備する。

x86_64-uefi.json { "llvm-target": "x86_64-pc-windows-msvc", "target-endian": "little", "target-pointer-width": "64", "target-c-int-width": "32", "os": "uefi", "arch": "x86_64", "data-layout": "e-m:e-i64:64-f80:128-n8:16:32:64-S128", "linker": "rust-lld", "linker-flavor": "lld-link", "pre-link-args": { "lld-link": [ "/Subsystem:EFI_Application", "/Entry:efi_main" ] }, "panic-strategy": "abort", "default-hidden-visibility": true, "executables": true, "position-independent-executables": true, "exe-suffix…

virt-install で kickstart を使う

Red Hat のサイトの日本語資料は嘘があってダメだった

具体的には, virt-install で ks.cfg を --initrd-inject オプションで渡し,--extra-args "inst.ks=file:/ks.cfg" とするなどと書かれているが,実際にこれを使うと No such file or directory などと言われる。 次のように ks.cfg のディレクトリで http server を起動し, $ python -m http.server 8000 そのあと次のようにインストールする(設定はお好みで) virt-install --connect=qemu:///system --name Fedora27 --hvm --virt-type kvm --ram 4096 --vcpus 4 --arch x86_64 --os-type linux --os-variant fedora27 --disk pool=default,size=5,format=qcow2,bus=virtio --network bridge=br0,model=virtio --graphics none --serial pty --console pty --location /iso/Fedora-Server-dvd-x86_64-27-1.6.iso --extra-args "inst.ks=http://:8000/ks.cfg console=tty0 console=ttyS0,115200n8" Red Hat の日本語サイトのドキュメントはちょくちょく古い情報があって更新されていないので,よくひっかかってしまう。