Apple SuperDrive を Linux で使う

Apple Inc. 謹製の CD/DVD ドライブである SuperDrive,これは実は素で Linux から使えません。
これは,sg3_utiils に入ってる sg_raw コマンドで,SCSI のメッセージとして特定のマジックを送るとドライブが起きて使えるようになります。
$ sg_raw /dev/sr0 EA 00 00 00 00 00 01
しかし,これを毎回手動でやりたくはありませんよね?そこで,次のようにします。
# Initialise Apple SuperDrive
ACTION=="add", ATTRS{idProduct}=="1500", ATTRS{idVendor}=="05ac", DRIVERS=="usb", RUN+="/usr/bin/sg_raw /dev/$kernel EA 00 00 00 00 00 01"
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このように udev のルールを書いてしまえば解決です。このファイルは,/etc/udev/rules.d に配置しましょう。
尚,お気付きかと思いますが,pre-OS な環境,つまり BIOS や UEFI からは Apple のデバイスでないとこのドライブは使えないと思います。UEFI のドライバを自作したらあるいは,可能かもしれませんが。