最近 Vivaldi とか Slack が Linux と GNOME でよく刺さる [一応解決?]

先一昨日にカーネルアップデートをして ArchLinux のカーネルが 4.13.2-1-zen になった。
一昨日と昨日はあんまり触ってなくて,今日触ってたら,Vivaldi とか Slack でよく刺さるようになってしまった。
メモリ不足で Wayland のセッションが OOM かなんかに回収されて再起動するときの挙動に似てたので最初は気にしなかったのだが,
なんか復活したセッションがまたクラッシュした上にリカバリできなくなって X に fallback するようになった。

これはマズい挙動なのでは?
とりあえず journalctl をみてみる。

盛大に壊れてる。

で,エラーメッセージで調べたところ(調べようとして Vivaldi を起動してまた刺してしまって,最終的に reboot してから Windows で調べた),
89360 – [bdw-u iommu] DMAR error -> GPU hang https://bugs.freedesktop.org/show_bug.cgi?id=89360
はい,バグですね。
そういえば使ってるマシンは VAIO Pro 13 | mk2 の,Core i5 モデルなので,Broadwell であり,GPU は Intel HD Graphics 5500 だ。
ビンゴである。

Slack のほうも /usr/share/applications/slack.desktop の起動コマンドから --disable-gpu フラグを外してたりしました。はい……。

とりあえず Bugzilla にあった通り,ブートローダーのカーネルコマンドラインに,
intel_iommu=igfx_off
を追加してみたところ,今のところまだ刺さらずにこのブログ記事が Vivaldi で書けている。