3/28追記: ArchLinuxのruby-cairoパッケージは1.12.2-4から1.12.2-6へアップデートされました.パッケージの中身は変わりませんがPKGBUILDの修正があった模様.
また,ruby-gtk2も1.2.5にアップデートされたので,今はmikutterは普通にパッケージから入れるだけで動作します.よってこの記事はもう役立たずの情報,obsoleteなので参考にしないようにしてください
この記事はいわゆるバッドノウハウ,近い将来役に立たなくなるハズのtipsです
内容は表題の通り.
今回のアップデートでArchLinuxのrubyもついに2.0.0と相成りましたが,
AURからmikutterをインストールしている場合にはアップデート後に
rb_cCairo_Contextというシンボルがlibpangoにないと怒られて起動できなくなります.
そこで,その場合の対処方法です
1st step mikutter入れなおし
yaourtを入れている人は
yaourt -S mikutterでmikutterを再インストールしましょう.ここでポイントは,PKGBUILDを編集してください.
depends=('ruby-gtk2' 'ruby-cairo')と書かれている行を削除するだけです.
2nd step 要らないパッケージは消す
先ほど依存関係から外してしまったruby-gtk2関連のモノは消しましょう.
mikutter以外にruby-gtk2パッケージに依存しているモノを入れてなければ
pacman -Rns ruby-gtk2で削除できます.正確には,
ruby-atkのパッケージが要らなくなります.
ruby-cairo
ruby-gdkpixbuf2
ruby-glib2
ruby-pango
ruby-gtk2
3rd step 必要なモジュールのインストール
さて,消したパッケージの分だけgemからパッケージをインストールしましょう.
gem install (packagename) -v (version)で$HOME/.gemにインストールされるハズです.
必要なパッケージは
glib2です.このうちcairo以外はバージョンが1.2.3である必要があります.最新の1.2.4ではエラーが出るようです.もし依存で1.2.4がうっかり入っちゃった時は
atk
cairo
pango
gdk_pixbuf2
gtk2
gem uninstall (packagename) -v (version)で消しとけばOK.
ちなみに,mikutterパッケージではなくmikutter-git(これもAURにあります)でdevelopブランチから開発版を入れた場合,現時点(v0.2.2.1150)では追加でgemから
memoize
typed-array
addressable
oauth
bsearch
もインストールしておきましょう.
では,すてきなmikutterライフを!