つい先日、画像編集ソフトウェア"GIMP"(GnuImageManupilationProgram)の最新バージョンがリリースされました。
GIMPはその名前の通りGNUのリリースするGPLライセンスのオープンソースソフトウェア(OSS)で、
Photoshopに負けないぐらいの機能を持っています
同じくGPLのOSSであるLinux OS同様、バージョン番号の奇数のものが実験版、偶数のものが安定版となっており、
かねてよりver2.7で実装を検討・実験されていた機能が安定版として2.8に追加されました
今回は前回の安定版である2.6のリリースから3年近くたっており、多くの機能が追加されています
リリースノートはこちら
その新しくなった機能を紹介したいと思います。
翻訳、というか解釈は適当ですので間違いあったらご指摘お願いします
ユーザーインターフェース編
ツール & プラグイン編 はこちら → GIMP2.8リリース その2
1.シングルウィンドウモード
従来はパレットやツールウィンドウがバラバラでしたがそれらをひとつのウィンドウにまとめることができるようになりました
2.マルチカラム ドックウィンドウ
従来のGIMPにはドッキング可能なウィンドウというものがあり、ツールウィンドウにはパレット、レイヤー、ツールオプションウィンドウ、パスその他様々なウィンドウをドラッグ・アンド・ドロップし自由にレイアウトを変更することができました。
今回はそれがさらに進化し、ドッキング可能なウィンドウを縱方向ではなく横方向にも並列に並べることができるようになりました。
3.セーブとエクスポートの分離
GIMPのレイヤー構造をそのまま保存するGIMP独自の画像形式(*.xcf)と、その他一般の形式(*.bmp, *.jpg, *.png, *.gif …etc)はどちらも保存という項目からセーブしていました。
今回のバージョンから、保存(セーブ)は*.xcfのみになりました。
その変わり、一般的な画像形式をエクスポートという項目から保存できるようになりました。
4.レイヤーグループ機能の追加
PhotoshopやSAIといった有料画像編集ソフトウェアではすでによく使われているレイヤーのグルーピング機能が実装されました
5.あたらしい描画モジュール
描画といくつかのプラグインがCairoという新しいモジュールによって行われるようになりました
そしてキャンバス上でのプログレスインジゲーターが新しいものになりました(※プログレスインジゲーターは処理の進行度を示すものです。Windowsでは緑のバーが一般的ですね)
6.テキストエディター
テキスト機能に使われるエディターが全く新しいものになり自由度の高いレイアウトでテキストを配置できるようになりました。この機能はGoogle Summer Code 2008で開発された機能を元にしているようです
7.サイズ指定で数式を使う
画像サイズの変更、縮小拡大でサイズをpx単位で入力することがあると思います。この入力値に、数式を使うことができるようになりました。
幅300pxの画像を2倍の幅にしたいとき、600pxではなく300px * 2と入力すればいいといった具合です
8.ショートカットキーの変更
機能紹介その2 に続く
GIMPはその名前の通りGNUのリリースするGPLライセンスのオープンソースソフトウェア(OSS)で、
Photoshopに負けないぐらいの機能を持っています
同じくGPLのOSSであるLinux OS同様、バージョン番号の奇数のものが実験版、偶数のものが安定版となっており、
かねてよりver2.7で実装を検討・実験されていた機能が安定版として2.8に追加されました
今回は前回の安定版である2.6のリリースから3年近くたっており、多くの機能が追加されています
リリースノートはこちら
その新しくなった機能を紹介したいと思います。
翻訳、というか解釈は適当ですので間違いあったらご指摘お願いします
ユーザーインターフェース編
ツール & プラグイン編 はこちら → GIMP2.8リリース その2
1.シングルウィンドウモード
従来はパレットやツールウィンドウがバラバラでしたがそれらをひとつのウィンドウにまとめることができるようになりました
2.マルチカラム ドックウィンドウ
従来のGIMPにはドッキング可能なウィンドウというものがあり、ツールウィンドウにはパレット、レイヤー、ツールオプションウィンドウ、パスその他様々なウィンドウをドラッグ・アンド・ドロップし自由にレイアウトを変更することができました。
今回はそれがさらに進化し、ドッキング可能なウィンドウを縱方向ではなく横方向にも並列に並べることができるようになりました。
3.セーブとエクスポートの分離
GIMPのレイヤー構造をそのまま保存するGIMP独自の画像形式(*.xcf)と、その他一般の形式(*.bmp, *.jpg, *.png, *.gif …etc)はどちらも保存という項目からセーブしていました。
今回のバージョンから、保存(セーブ)は*.xcfのみになりました。
その変わり、一般的な画像形式をエクスポートという項目から保存できるようになりました。
4.レイヤーグループ機能の追加
PhotoshopやSAIといった有料画像編集ソフトウェアではすでによく使われているレイヤーのグルーピング機能が実装されました
5.あたらしい描画モジュール
描画といくつかのプラグインがCairoという新しいモジュールによって行われるようになりました
そしてキャンバス上でのプログレスインジゲーターが新しいものになりました(※プログレスインジゲーターは処理の進行度を示すものです。Windowsでは緑のバーが一般的ですね)
6.テキストエディター
テキスト機能に使われるエディターが全く新しいものになり自由度の高いレイアウトでテキストを配置できるようになりました。この機能はGoogle Summer Code 2008で開発された機能を元にしているようです
7.サイズ指定で数式を使う
画像サイズの変更、縮小拡大でサイズをpx単位で入力することがあると思います。この入力値に、数式を使うことができるようになりました。
幅300pxの画像を2倍の幅にしたいとき、600pxではなく300px * 2と入力すればいいといった具合です
8.ショートカットキーの変更
機能紹介その2 に続く